雨降るガーデンと「謝罪会見」
「顔を出さない謝罪はないだろう。顔を出さないで何が謝罪だ」という考えで、本人自らが実名で会見。勇気をもって真実を話し、監督やコーチを責めるのでなく、判断できなかった自分の弱さ、自らが犯した行為に向かい合い、謝り続けていました。
心理的に追い込まれた状態で正当な判断を求めることに無理があったようですが、してしまったことはもう戻せません。そのことを反省する会見。気持ちのいい若者を見た思いです。
被害者の父は、「自分のしてしまったことを償い、再生していただきたい。勇気をもって真実を話してくれたことに感謝する。」
関学大の監督も「行為そのものは許されるものではない。勇気を出して真実を語ってくれたことには敬意を表したい。立派な態度だった。」と、誠実な会見態度を評価し、エールさえ送られています。
誰しも失敗は、つきもの。行為的なこととはいえ、こうしたことを起こしてしまったときでも、相手や第三者にどれだけ納得られる対応ができるか・・・。
自分は、約40年間、公務を仕事としてきました。消費者行政にもタッチしました。
企業の起こしたいわゆる事故・事件は、トップの会見で更に企業にとって悪い方向に進むものが少なくありませんでした。
また、自分が仕事などでイヤに思ったこと。そして、そのことを我慢したり、その相手に示唆してきたことは、「リスク管理、危機管理ができないものは、直ぐに言い訳を言う。」ことでした。そして、その言い訳は、自分の都合の悪いことに触れず、理解くださいと押しつけられることとでした。誠実に対応した結果として、信用され、そして理解につながるもの。信用は、押しつけるものなく、得られるものであることを・・・。
言い訳をしない今回の記者会見を見て、最近の記者会見や自分に関わる今までのいろんなこと、思い出が巡りました。

◆ 雨降るガーデン(2018,5,23)
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